自然に癒される
都会での生活は、何かとストレスが大きいものです。
確かに、刺激的な毎日を過ごしていると楽しいと感じるものですが、必ずしもいい刺激だけではないので、常にその刺激を受け続けていれば、どこかで、そのストレスをリセットする必要があります。
ストレスの解消に、お酒を飲んだり、カラオケに行ったりというのもいいかも知れませんが、たまには、自然の中で、ぼうっとしたり、散歩やサイクリングなどをすることで、健康的にストレスを解消できます。
田舎には、刺激が少ない分、心を休めるには、最適な環境です。
クリエイティブになれる
田舎は、アウトプットする環境としては、とてもいい場所です。
良質なアウトプットには、リラックスできる環境が最適だと言われますが、何も無い自然の中で、鳥のさえずりや虫の鳴き声を聴きながら、リラックスして過ごすことで、頭もすっきりとして、ひらめきも多く起こるでしょう。
都会で、沢山インプットしたものを週末の田舎暮らしで、アウトプットするというサイクルができれば、より、仕事の生産性も上がります。
田舎には、何も無い分、そこで、何か楽しみを見つけること自体、クリエイティブなことです。
田舎は、退屈だと感じる人ほど、たまに、田舎で生活してみると、色々なアイデアが思いつく可能性があります。
生き物に触れられる
都会では、虫もいないような環境で生活している人も多いと思います。
人間以外の生き物と言えば、ペットだけという環境では、他の生き物に触れる機会は、ほとんど無いと思いますが、子供時代には、虫やカエルなど、小さな生き物達の存在を身近に感じられる田舎での生活は、貴重な体験になります。
虫やカエルといった生き物に触れることで、命の大切さを感じられたり、人間以外の生き物が共存する世界を当たり前だと感じられるのは、重要なことです。
子供時代に、様々な生き物に触れることで、感受性の高い大人に育ちます。
田舎の人情を感じられる
田舎暮らしに憧れる人の動機の一つとして、田舎の温かい人間関係があります。
もちろん、それを、しがらみと感じて、敬遠する人も多いとは思いますが、一旦、田舎の人間関係に入り込んで、そこを居心地が良いと感じる人にとっては、その人間関係自体が田舎で生活することの大きな財産になります。
濃密な人間関係は、いい面も悪い面もありますが、田舎の人は、一度、仲良くなれば、色々と協力をしてくれるものなので(信用されるまでに時間がかかりますが)、そこに、上手く入りこんでいける人にとっては、大きなメリットがあります。
畑で採れた野菜を貰ったりということは、どこの田舎でもあります。
週末の田舎暮らしでは、あまり、田舎の人との交流は必要無いと考える人もいるとは思いますが、どうせなら、都会と違う人との距離感を楽しんでみるのも楽しいと思います。
日本の伝統的な文化に触れられる
田舎ならどこでも、伝統的な文化に触れられるというわけではなりませんが、里山の自然や、伝統的な街並みが残る場所では、日本の昔ながらの生活様式に触れられます。
最近では、沢山の外国人旅行者がそういう場所を求めて、日本にやってきますが、都会に住んでいる人も、それと同様に、そういう場所で生活することに憧れを持つ人が増えているように思います。
最近、人気の古民家などは、その典型的なもので、田舎暮らしは、古民家を改装して住みたいという人は多いと思います。
それは、一番は、日本の文化との繋がりを持ちたいという潜在的な欲求があるからでしょう。
ヨーロッパを旅すると、本当に、文化を大切にしていると感じますが、日本でも同様に、これから、多くの人が、日本の文化に価値を見い出していく時代に以降しています。
伝統的な文化に触れることで、日本人としてのアイデンティティを、より、強く感じることができます。
田舎暮らしには、これだけ、多くのメリットがありますが、今のところ、それを現実的にしようと思うと、中々、難しいものがあります。
ただ、田舎には、多くの空家があるので、それを上手く活用すれば、多くの人が、田舎暮らしを手に入れられると思います。
それ以外にも、バブル時代に建設された中古別荘を格安で購入したり、別荘を友達同士で、シェアしたりという工夫をすれば、週末田舎暮らしは実現可能です。
うちの工務店でも、そんな、需要に応えるために、様々な工夫をしていきたいと思っています。