ここ数日、春を思わせる陽気で、外出するには、とても、いい季節になってきました。

今日から、マスクの着用は、個人の判断に任されるようになったので、気温が上がるにつれ、マスク無しの生活に戻っていくように思いますが、ちょうど、今が花粉症の季節ということもあって、しばらく、マスクをした人のほうが多いかも知れません。

元々、日本は、マスクに抵抗の無い文化だったので、逆に、この2,3年の間で、マスクに慣れてしまった人も多いように思いますが、マスク無し生活は、自由に行動できるという象徴でもあるので、できるだけ、早く、マスク無しの生活に戻っていってほしいと思います。

世界的な情勢が、不安定な状況が続いているので、マスク一つで、何かが変わるわけではありませんが、それでも、人の自由を奪う象徴的な存在だったマスクをしなくてもいいようになるのは、精神的な開放感があります。

社会全体がネガティブな雰囲気だったことを考えると、自由に旅行に行けたり、外食ができるというのは、それだけで、ストレスの軽減につながります。

ちょうど、今、野球のWBCが開催されていますが、その盛り上がりを見ると、いかに、今の人が、抑圧された状況を感じていたのか良くわかります。

一応、政府の方針では、5月8日までは、2類指定という慎重な態度を取っていますが、これから、さらに、自由な空気になれば、多くの人が、色々な場所に出かけるようになると思うので、経済的な効果も期待できて、今年は、色々とポジティブな期待を持てます。

世界的なインフレに見舞われていますが、日本におけるインフレ率は、他の国に比べれば、かなり、低く抑えられていることを考えると、日本人の慎重さが、逆に、良い効果をもたらしているとも言えます。

今年は、おそらく、世界的には、景気が後退すると言われていますが、日本は、インバウンドの再開などもあって、いままで、厳しかった分野で、景気が回復することが期待できるので、ポジティブな部分に目を向ければ、意外と、今年から、いい方向に向かっていくように思います。

最近は、ワーケーションという言葉で、旅行をするように、仕事をするスタイルも、一部の人には、可能になりましたが、そういう人達も含めて、富裕層を取り込む取り組みができれば、地方にも、色々とチャンスがありそうです。

自由に働くと言っても、高度な技術やコミュニケーション技術があることが前提ですが、テクノロジーの進化が、それを可能にしたという意味では、働き方自体が変化していく過渡期になっているように思います。

特に、大企業を中心とした安定した雇用の中で、自由に働く場所を選べる人が増えていることは、地方にとっても、チャンスでもあり、それを海外にも広げれば、海外からも優秀な人を呼び込むことにもつながります。

日本は、自然と食においては、他に類をみないほど、魅力を感じる人は多いので、インバウンドの再開は、とても、ポジティブな要素だと言えますが、外側から、多くの人がやってくることで、そこに住む人にとっても、自分たち自身の持つ、新たな魅力の発見にもつながるので、これから、5年くらいの間で、ポジティブな循環が起こる可能性があります。

日本の食という意味では、和食が素晴らしいというのもありますが、中華料理やイタリヤ料理など、様々な国の料理が、とても、クオリティが高いというのも魅力です。

それだけ、日本人は、食に対するこだわりが強いのだと思いますが、海外を旅行して帰って来ると、本当に、それを実感できます。

日本政府の政策では、海外の富裕層をいかに呼び込むかというのを重視しているようですが、色々な選択肢が増えることで、日本に住む人にも、国内を旅行する楽しみが増えることを考えると、その変化を楽しむ期待感を持てます。

久しぶりの自由な生活は、ネガティブな部分もポジティブな部分もあるとは思いますが、ポジティブな面に目を向ければ、長い不況から抜け出すいい機会になると思うので、地に足をつけて、着実に前に進んでいくことが大事だと思います。

ここ数年、色々と、我慢をした分、チャンスも大きいと思うので、ほんの少しでも、ポジティブな面に目を向けて、生活をしていけば、世の中もいい方向に変化していくと思います。