3月に入ってから、ぐっと、気温が上がり、早くも、春を思わせるような陽気が続いています。

この調子で、気温が上がると、今年は、例年よりも、早く、桜が咲き始めそうですが、今まで、自由に行動できなかった分、今年は、お花見に出かける人も多いように思います。

ここ数年は、自由に、お花見すらできない状態が続いていたので、ストレスを感じる人も多かったと思いますが、日本人にとって、お花見は、とても、大切な文化なので、今年から、自由に、お花見ができるのは、とても、幸せに感じることの一つだと思います。

一応、政府の方針では、5月8日までは、コロナの2類指定は変わらないので、マスク解禁となったとは言え、マスクを外すのは、周りの様子を伺いながらという人が多いと思いますが、ほとんどの人は、内心では、コロナに対して、恐怖心を感じていないので、屋外で行われるお花見には、マスク無しで、参加したいと思っているように思います。

今のところ、街を歩いていても、ほとんどの人がマスクをしているので、まずは、様子見という人が多いのかも知れませんが、これから、暖かくなるにつれて、徐々に、マスクを外す人が増えていくように思います。

ちょうど、マスク解禁後の16日に、WBCの準々決勝が東京ドームで行われますが、その時の様子で、日本人の対応も変わりそうなので、できることなら、マスク無しで、観戦する人が多いことを期待しています。

個人的には、屋外や、人と会話をすることの無い場所では、すでに、マスクを外して生活していますが、特に、周りから、変な目で見られることも無いので、確実に、空気が変わっているのを感じています。

ここ数年の行動の制限は、多くの人がストレスに感じたと思いますが、それによるポジティブな変化もあったので、自由に行動できる喜びを感じつつ、コロナ禍で起きた変化については、ポジティブなものは、残して前に進んでいくことが大切だと思います。

コロナ期間中の変化と言えば、思わぬ別荘の需要の増加などもありましたが、実際に、人気の別荘地などでは、不動産が売れたことを考えると、テレワークの普及は、働き方を変えたという意味でも、大きな意味があったのだと思います。

地方には、中古別荘を含めた空き家が余っていることもあり、手放したい人も多いのが現実で、ネットの普及により、情報を得られることもあって、中古別荘や田舎の空き家を購入する人もいたりと、新たな需要が生まれたようにも思いますが、コロナが明けたあとも、その需要が続くのかは微妙なところです。

理由の一つは、実際に、別荘や空き家を購入するには、それなりの生活レベルの収入があることと、中古物件は、ピンキリで、必ずしも、その価値に見合ったものではないものも多いからです。

実際に、取り扱っている不動産屋の話を聞いたこともありますが、安い物件は、それなりの価値でしかなく、購入したあと困る場合も多いようです。

最近は、別荘のサブスクリプションサービスもあり、そういうものを利用するのも一つの方法なので、気に入った場所があれば、そこで、物件を探すというのもいいかも知れません。

SANU 2nd Home – 自然の中にあるもう一つの家

https://2ndhome-lp.sa-nu.com/

自由に場所を選んで働ける人が増えれば、それだけ、地方にも、人が分散する可能性があるので、地方の活性化にもつながりますが、地方の空き家問題は、深刻なので、その解決策の一つとしても期待できます。

政府としても、デジタル田園都市構想というものも掲げているので、空き家の改修には、補助金を出して、奨励してもいいように思いますが、色々と政治的には、難しいものかも知れません。

古い家は、断熱性が低く、エコ住宅とは言えないものがほとんどなので、エネルギーの消費を抑える断熱改修が必要になりますが、それには、それなりのコストと技術が必要なので、今の時代背景を考えて、その部分へ補助金を出すのは、現実的な選択肢として考えてもいいように思います(断熱性は、窓の改修を行うだけで、かなり、向上するので、窓の改修に補助金を出すのは効果的だと思います)。

新たに、家を建てる場合は、断熱性の高いものを作れるので問題はないのですが、それに、地元の木材を使ったものには、補助金を出したりという政策をとると、地元にも貢献できて、環境負荷の低いものが作れます。

これまで、地方の移住促進策は、収入面において、ハードルが高ったように思いますが、個人レベルで、高いスキルを持ったフリーランスの人や、テレワークで仕事のできる人材を呼び込むことができれば、以前よりは、ハードルが低くなったように思います。

それには、移住する人にとって、魅力が必要となりますが、自由な気風があって、お互いに、自立した人間関係を築ける場所には、自然と魅力的な人が集まるので、都市に住む人から見て、魅力的だと思われるような場所にしていくことが大切です。

最近では、地方に、新たな大学などもできて、それが人を惹きつける要素にもなっていますが、面白いと感じるところは、自由な挑戦ができるというのは、不可欠です。

すでに、コロナ後の世界を考えている人は多いと思いますが、不安に感じるのではなく、これを機会に、ポジティブな世界になるという期待をもって生活すると、世の中も良い方向に変わっていくのではと思います。