5月も後半に入り、だいぶ、気温が上がってきました。

最近は、気温が30度を超える日もあれば、20度前後の日などもあり、洋服の選択が難しいと感じることも多いですが、これから、梅雨に入り、蒸し暑さが増してくると思うので、衣替えの時期に入ってきたと思います。

寒い時期には、重ね着をすることで、おしゃれを楽しめるというメリットもありましたが、これからは、薄着で出かけることも多くなるので、できるだけ、シンプルで清潔感のある服装を着る機会が多くなると思います。

気温が上がると、ファッション同様、冬に使っていた器具を片付けたり、部屋の模様替えを楽しむ人も多くなると思いますが、時間を多く過ごすリビングは、できるだけ、センスの良く、居心地の良い空間にしたいものです。

ただ、センス良く見せると言っても、なかなか、情報やアイデアがみつからないという人も多いと思うので、簡単にできる基本的な方法を書いてみたいと思うので、興味のある人は、参考にしてみて下さい。

解放感と余白を意識する

リビングをセンス良く見せる工夫として、一番大切なのは、狭苦しい空間ではなく、できるだけ、広々とした余裕のある空間を作ることです。

狭い空間では、物がごちゃごちゃとあふれていたり、あまり、気持ちの良いものではありませんが、家具や物や人との間に、十分なスペースがあれば、過ごしやすく、センス良く見えます。

それには、以下のような方法があります。

  • 背の低い家具や、透明感のある家具を選ぶ。
  • 窓や扉を大きくする。
  • 天井や壁はできるだけ、シンプルに、柄や模様などはいれない。
  • 鏡やガラスなど、光を反射する素材を使う。
  • 床や壁に物を置かない。
  • 家具やインテリアの数やサイズを減らす。
  • できるだけ、普段は、物が見えないように、使う時以外に収納しておくスペースを作る。
  • 部屋を広く見せるために、モノトーンやナチュラルな色で統一感を持たせる

以上のような方法で、解放感と余白を意識することで、清潔感や居心地の良さ、爽快感もアップします。

また、色使いを工夫することでも、部屋をセンス良く見せることができます。

色使いには、以下のようなポイントがあります。

  • 部屋全体のベースカラーの選択には、白やベージュなどの膨張色を選ぶ。
  • 全体の色に対比させるように、逆に、アクセントカラーとして、黒やグレーなどの暗い色のものをいれたり、赤や青や黄色といった鮮やかな色をバランス良く配置することもポイントです。
  • コントラストやグラデーションをつけることで、メリハリや奥行を出すことも重要になります。グラデーションをつける場合は、同系色のもので微妙な変化をつけたり、同じ色で違った素材を用いることでもセンス良く見せることができます。
  • 部屋の色数は、3色以内に抑えることも重要です。色数が多くなると、どうしても、バラバラでごちゃごちゃとして印象となり、部屋の統一感を持たせるのが難しくなります。

照明で雰囲気を作る

部屋の印象は、照明の配置の仕方や選択で、大きく変わります。

照明をセンス良く見せるポイントとしては、以下の方法があります。

  • 部屋のテイストに合わせた照明器具を選択する。例えば、モダンな部屋には、シンプルでスタイリッシュな照明器具、ナチュラルな部屋には、木製や籐製など、素材感のある照明器具を合わせると、センス良くみえます。
  • 部屋の広さや用途に合わせて、照明器具のタイプを選択することも重要です。広い空間には、天井照明をメインとして、一部、ダウンライトや間接照明、部分照明などで、アクセントをつけるとセンス良くみえます。
  • 照明器具の色は、部屋の雰囲気に合わせて選択することが重要です。清潔感を重視した部屋を作る場合には、白や昼光色といった色を用いたり、落ち着きのある雰囲気にしたい場合には、電球色を選択すると、部屋に統一感を持たせることができます。

ファッションにも共通する部分を意識する

部屋のインテリアには、ファッションにも共通する部分がいくつかあります。

例えば、自分らしさを表現することだったり、バランスとコントラストを考えることだったり、トレンドを取り入れることなどがあります。

自分らしさを表現する場合には、以下のポイントがあります。

  • 自分の好きな色や素材を取り入れる。
  • 自分の趣味や価値観を反映させる。
  • 自分のライフスタイルや目的に合わせる。

バランスとコントラストを考えるのも重要なポイントです。

バランスとコントラストを考えるためには、以下のような工夫があります。

  • 大きさや位置や形などの配分に気を付ける。
  • 明暗や温冷や柔軟などの雰囲気に差異をつける。
  • それを踏まえて、全体の統一感と変化に気を付ける。

トレンドは、その時々で、移り変わるものですが、トレンドを取り入れることで、時代に合ったセンスの良い部屋作りにつながります。

トレンドを取り入れるには、以下のポイントがあります。

  • 雑誌やインスタグラムなどのSNSを活用して、最新情報をチェックする。
  • 自分の好みや予算に合わせて選ぶ。
  • 一点豪華主義で、アクセントに使うのも有効な手段です。

部屋をセンス良く見せる小物を活用する

部屋をセンス良く見せるには、小物を使うことも重要なポイントです。

センス良く見せるための小物には、以下のようなものがあります。

  • 観葉植物は、生き生きとした緑を部屋に取り入れることで、自然な風合いと癒しの効果を与えます。鉢や籠などの器に入れて、窓辺や棚の上など、光の当たる場所に置くことで、部屋に変化が生まれます。
  • 絵画を飾ることで、部屋の空間を広く見せる効果があります。また、色やデザインによって、部屋にアクセントが生まれる効果があります。壁にかける位置としては、目線よりも、少し、低い場所に飾るのがおすすめです。
  • 床にラグを敷くのも、センスの良い小物使いには、重要なポイントです。選択するラグは、その季節に合わせて、選ぶのも重要ですが、北欧柄やモロッコ柄など、自分の好みや個性に合わせて、ソファーやテーブルの下などに敷くと、部屋にアクセントと暖かみと柔らかさを与えます。サイズは、部屋の広さに合わせて選ぶのも重要です。

なお、小物は、ベースカラーと相性のいいものを選択したり、部屋の中でのバランスを考えて配置することで、より、センスの良い部屋作りができます。

予算が少ない場合でも家具をセンス良く見せる工夫をする

家具の選択は、グレードの高いセンスのいいものほど、予算がかかりますが、そこまで、予算がかけられないという人には、以下の方法がセンス良く見せる工夫となります。

  • 色や素材感を統一する。

色や素材を統一することで、部屋に統一感と落ち着きを与えることができます。例えば、白やベージュなどのベースカラーを決めて、その色に合った家具やカーテン、ラグなどの色や素材を合わせるとシンプルで、統一感のある雰囲気を作れます。

家具は、木製や金属製のものなど、素材感のあるものを選択したり、カーテンは、無地やストライプなど、シンプルなものを選ぶことなどで、高級感と清潔感を与えることができます。

  • レイアウトを工夫する

家具を置く位置のレイアウトを工夫することで、部屋に広さや機能性を与えることができます。例えば、クッションやポスターなどの小物を使うことで、色や柄やデザインにより、部屋の雰囲気を変えることができます。

最近では、イケアなどで、シンプルでセンスの良い家具を安価で購入することもできるので、工夫次第で、それほど、予算をかけなくても、工夫次第で、センスの良いリビングを作ることはできます。

どれも、実用的な方法なので、誰にでも実践可能なものだと思います。

気になる人がいれば、是非、部屋作りの参考にしてみて下さい。