最近、田舎暮らしをしたい人が増えていますが、その人の生活のスタイルによって、選ぶ物件も変わってくると思います。

悠々自適の別荘暮らし

ある程度、資産の余裕がある人には、こだわりの別荘で、暮らすというのが一番だと思います。

この時代に、別荘を持つというのは、贅沢な気もしますが、逆に、こういう時代だからこそ、自分の好きなことにお金を使うのは、賢い選択です。

別荘を資産として考えているのなら、あまり、いい選択ではありませんが、自分達が求めているライフスタイルのためなら、そこには、大きな価値があります。

できるだけ、自分達のこだわりを形にして、長く使えるような物を建設することをおすすめします。

一年中、快適な生活ができるように、薪ストーブなどがあればベストです。

できるだけ、コストを抑えたい人なら、建坪を小さくするという選択肢もあるので、その分、建物のクオリティは落とさないものを作るほうがいいでしょう。

予算が少ない人には、中古別荘がおすすめです

田舎暮らしはしたいけど、あまり、お金をかけたくないという人もいると思います。

田舎には、空家が多いので、それを改装して住むという選択肢もありますが、中々、そういう物件は、市場に出回らないので、その土地で長く営業している不動産屋などから、情報を得るしかなく、少し、ハードルが高いかも知れません。

今はインターネットで情報が得られる時代なので、昔に比べれば、物件を探すのも簡単になったかも知れませんが、それでも、田舎の空家の場合は、その状態も含めて、現地での情報収集が不可欠です。

田舎の空家に住むという場合は、その土地の人達との人間関係も必要なので、それも含めて、慎重な選択が必要です。

それよりも、手軽に田舎暮らしをする方法として、中古別荘を購入するというものがあります。

中古別荘は、バブルの時代に建てられた物も多いのですが、それを手放したいという人は多いようです。

それは、相続によって、手に入れた人なども含まれるので、いくらでもいいから、売りたいという人もいます。

日本は、中古住宅の市場自体が、ほとんど無いのが現状ですが、中古別荘になれば、なおさら、需要と供給のバランスで考えると、需要側が有利なので、設備の整った、いい物件を安く購入することができます。

もちろん、別荘なので、不便な場所にあるのが普通ですが、今は、インターネットがあれば、ある程度、買い物などには困らないので、簡単に田舎暮らしをしたい人には、おすすめです。

田舎の古民家の活用

どうせ田舎暮らしをするなら、古民家でしたいと考えている人は多いようです。

最近は、テレビ番組などでも、古民家暮らしを紹介したりしているので、古民家に憧れを持つ人は多いのかも知れません。

確かに、田舎には、多くの空家があり、それを活用しないまま、朽ちていく運命にある建物も多いと思います。

ただ、中々、田舎の人は、人に貸したり売ったりというのに抵抗があるようで、そのコミュニティに入っていくことも含めて、少し、ハードルは高いかも知れません。

それでも、どうせ、田舎暮らしをするなら、日本の風景の中に、自然と溶け込める古民家での生活は、魅力的です。

実際に、住むとなると、かなりの改装が必要な物件も多いので、その改装費用も含めて考えなければなりませんが、一番、ライフスタイルにこだわりを感じる暮らし方だとは思います。

物件探しは、地場の不動産などや、その土地の有力者などから得るのが、一番なようです。